こんにちは、みやまです。 毎月恒例の読書記録エントリーです。
10月はAmazonプライム会員の特典としてPrime Readingも始まり、読書を気軽に楽しめる機会がさらに増えました。紙の本と併用して読書の秋を満喫しています。
では10月に読んだ6冊をご紹介します。
- 「ジョゼと虎と魚たち」田辺聖子
- 「空の中」有川浩
- 「孤独になれば、道は拓ける」千田琢哉
- 「簡単に暮らせ」ちゃくま
- 「プロ直伝! 職業作曲家への道 ~ 曲作りを仕事にするための常識と戦術、そして心得」山口哲一
- 「未来の働き方を考えよう」ちきりん
「ジョゼと虎と魚たち」田辺聖子
妻夫木聡と池脇千鶴で映画化された表題作のほか、愛すべき男女の恋愛模様を描いた短編が全9本収録されています。田辺聖子さんが書く小説の中に出てくる女性たちは一癖も二癖もあるんだけど、凛として自分自身に誇りを持って生きているのが好き。
映画までの待ち時間に田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」を読了。
映画になった表題作も素敵だったけど、他の短編に出てくる女性たちもみんなチャーミングで愛に貪欲で愛おしくなった。
田辺聖子作品、やっぱり好きだなあ#読書https://t.co/OVEyQ0m37a— みやま (@miyamachronicle) 2017年10月4日
「空の中」有川浩
謎の生命体(?)と航空自衛隊・設計メーカー・高知の高校生たちによって繰り広げられるSFファンタジー。ライトノベル的な読みやすさもあるし、ちょいちょい挟まれる恋愛模様もくすぐったいかわいさがあって最後まで飽きずに読めました。
有川浩「空の中」読了。
500ページ強の長編だけど、キャラクターが魅力的でストーリー構成が素晴らしくて笑えて痛くて切なくもなってとても面白かった。
大好きな小説がまたひとつ増えました#有川浩#空の中#小説#読書#土… https://t.co/zYd696sRFd pic.twitter.com/oVVA4iBrWh— みやま (@miyamachronicle) 2017年10月14日
「孤独になれば、道は拓ける」千田琢哉
千田琢哉「孤独になれば、道は拓ける。」読了。
“孤独になると、自分が本当に好きだったことを思い出せる”とかはそうだなーと思うけど、私はバリバリ働くタイプじゃないので共感しがたいところもちょいちょいあったなhttps://t.co/nzwggmSRVJ— みやま (@miyamachronicle) 2017年10月16日
めちゃくちゃ稼いでる人たちは、群れずに孤独の中に身をおいて結果を出してる的なことがずっと書かれてます。全然稼いでないしできれば働かずにへらへら暮らしたいと思っている私にはちょっと毛色が違ったかな…という感じ。
「簡単に暮らせ」ちゃくま
著者のちゃくまさんは人気ブロガーだそうなんだけど、この本を手に取るまで存じ上げませんでした。だからかな、割とフラットな気持ちで読めた気がします。
ミニマリストな生活で、やっぱりこれは必要だという例が実践的で取り入れやすそうでした。ミニマリストまでいかなくてもシンプルに生活したい人にはおすすめ。
ちゃくま「簡単に暮らせ」読了。
シンプルな暮らしのヒントがたくさん。こういう本は取り入れられるところだけ取り入れて、響かなかったとこはふ~んって流せばいいのよね〜https://t.co/c8pAGECgI3— みやま (@miyamachronicle) 2017年10月19日
「プロ直伝! 職業作曲家への道 ~ 曲作りを仕事にするための常識と戦術、そして心得」山口哲一
山口哲一「プロ直伝! 職業作曲家への道 ~ 曲作りを仕事にするための常識と戦術、そして心得」読了。
コンペの話が興味深かった。音楽への情熱と人脈と最終的には運をつかめるかどうか。作曲家たちが一番楽曲提供したいのはジャニーズとAKBhttps://t.co/M4p6mK23Un— みやま (@miyamachronicle) 2017年10月26日
プロ作曲家の立場で、コンペに勝つ戦略や音楽業界のこと、使ってる機材なんかもわかりやすく書かれています。m-floの☆Taku Takahashiさんやヒャダインさんなど、一線で活躍している作曲家たちが音楽制作について話すインタビューは必見です。
コンペに出した曲が採用されるかされないかハッキリわかるまで2~3年かかったり、失言やコンペ出品曲の重複(いわゆる事故)を起こすと採用される可能性が極めて低くなる等、音楽を聴く側としてはなかなか知り得ないことも多く書かれています。
作曲家ももっとネットでバンバン曲出したりSNS活用すればいいのに~って思ってたんだけど、「職業作曲家」として曲作り以外にも気を使うところが多いんですね。
「未来の働き方を考えよう」ちきりん
ちきりんさんの他の本とも内容は似てるところがあるし、リンダ・グラットンの「WORK SHIFT」を読んでればこの本を読む必要はないかなあ。わかりやすく噛み砕いた文体や、根拠を示すためにちゃんとデータを引っ張ってきているので妙に納得させられます。
20代・30代が読むより、40代・50代の人が読むと身に迫るものがあるんじゃないかと思いますね。
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