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2017年8月の読書記録

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こんにちは、みやまです。

夏が終わろうとしていますが、この夏は今までの人生の中で一番本を読んだんじゃないか(当社比)っていうくらいのペースで活字をムシャムシャしています。

毎月恒例の読書記録、8月は9冊読みました。

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孤独な夜のココア/田辺聖子

あなたとめぐり合うことができて、よかった。同じ時間を過ごすことができて、よかった。今ではすべてがもう夢のように思われるけれど……。心の奥にそっとしまわれた、甘苦い恋の記憶を、柔らかに描いた12篇。恋の温もりと儚さ、男の可愛げと女の優しさを、こまやかな言葉の網で掬いあげ、世代を超えて心に沁みわたる、田辺聖子の恋愛小説。そのエッセンスが詰まった、珠玉の作品集。

「ダンスと空想」が好きだったので、同じ著者の作品を読みたいなと思って手に取った本。初版が1978年なので男女感とか社会の捉え方に違いはありつつも、女性のたくましさとか男性のかわいらしさの描写は2017年の今でこそキュンとくるものがありました。

短編だから通勤時間に読むのにちょうどいいボリュームで◎。

 

LIFE SHIFT/リンダ グラットン・アンドリュー スコット

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わった。では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

 「WORK SHIFT」を読んでから絶対にこちらも読まねばと思っていました。人気本なので書店では平積みされてるし、中古もあまり安くないのでKindleで買っちゃったよ…。ワンクリックで読書できるのお手軽だね…(ニヤニヤ

世代別に具体的なストーリーを交えて、生き方がどう変わっていくかを解説しているからイメージしやすかった。自分の人生は自分で切り開いていくしかないんだよね。多様な人生の選択肢があるからこそ、もっと真剣に先の人生のことを考えたほうがいいのかもしれない。

形を変えながら死ぬまで働き続けることになりそうなので、手に職というかこれだ!っていうスキルを持ちたいなって思いますね。それこそ「WORK SHIFT」をもう一度読み返したい。

 

「ひとり時間」のススメ/中山庸子

自分らしいスタイルを持っている、気ままに行動する愉しみを知っている、新しい恋もひとりから始まる…。自分磨きをすれば、ひとりがサマになる。いい女になるための50のステップ。

歳を追うごとに良い意味でも悪い意味でも図太くなってるなって感じるので、もっとスッと芯が通ってて キリッとした華のある聡明な大人の女性になりたいなって思いますね。

 

女の見識/神谷ちづ子

30代、40代になるにつれ、世間の目が少しずつ厳しくなる。自分は何も変わっていないつもりなのに、ある日突然「オバサン」と呼ばれて愕然とする……。そんな経験、ありませんか?

本書は、素敵にスマートに、楽しく年齢を重ねていくための秘訣を、外交官の妻として各国を渡り歩いてきた著者が語り下ろした痛快辛口エッセイ。鋭い視点で「オバサン的要素」を見抜き、ユーモアたっぷりに「粋なオトナの女」への道を説き明かします。

 

レバレッジ時間術/本田直之

毎日いっぱいいっぱいに働いているのに、成果が上がらない人。定時で帰って休日も満喫しているのに、人並み以上の結果を残す人。一日二四時間は誰にも平等なのに、こんな不平等が生まれるのは、時間の使い方が決定的に違うからだった!スケジューリング、ToDoリスト、睡眠、隙間時間etc.最小の努力で最大の成果を上げる「時間投資」のノウハウが満載。

私は今ゆるく働く生活をしているので自由時間は以前よりはあるほうだけど、だからこそタイムマネジメントというか、「時間は資源」っていうのを意識した方がいいのかもなって思います。毎日忙しくて時間がない、って言う人はレバレッジ時間術を実行することでかなり生活が変わるはず。やるかどうかは自分次第だけどね。

 

クジラの彼/有川浩

『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる…。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外編も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服ラブコメシリーズ第1弾。

全て自衛隊員のラブストーリーなんだけど、どれも総じてキュンキュンするし自衛隊という特殊な職業ゆえの葛藤なんかがリアルに描かれていて、大好きな短編集でした。

有川浩って自衛隊モノ結構書いてるんですね。自衛隊モノでなくても作品の醸す雰囲気が好きだなあって感じたので、今後もぼちぼち有川作品を読んでみたいです。

 

女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方/中村芳子

頭のいい女性は知っている!どんどん差がつく貯金の知識、トクするアイデア。

 

社会人大学人見知り学部卒業見込み/若林正恭

若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行!

若林さんのパーソナリティーが垣間見えるエッセイ。正直でちょっとひねくれていて、でも少しずつ社会というものに染まっていく様子がページが進むたびに感じられました。

芸人さんって舞台裏ではものすごくシャイだったり全然しゃべらない人も結構いるようだけど、人見知りが行き過ぎてお笑いを目指すようになった?(うろおぼえ)若林さんのようなパターンの人って多いのかもね。

 

女たちは二度遊ぶ/吉田修一

電車で遭遇した目を見張るように美しい女。電話ボックスで見かけた甘い香りを残した女。職場で一緒に働く世間に馴染めない女。友人の紹介でなんとなく付き合った怠惰な女。嬉しくても悲しくてもよく泣く女。居酒屋から連れ帰った泥酔する女。バイト先で知り合った芸能界志望の女。そして、中学の時に初めて淡い恋心を抱いた女…。人生の中で繰り返す、出会いと別れ。ときに苦く、哀しい現代の男女をリアルに描く短編集。

8月は意図せず短編集ばかり読んでいたみたいです。この「女たちは二度遊ぶ」に出てくる女性たちはちょっとクセがあるんだけど、それ以上に男性の一人称の視点がリアルでたまりませんでした。著者が男性だから当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、久々に男性が著者の恋愛小説を読んだのでなんだか新鮮でした。

 

おわりに

読んでみようと思った本が期待以上だとめっちゃテンション上がるし、期待はずれだと著者と思想が合わない…ってなって苦い気持ちになるけど、そういうのひっくるめて読書体験なんですよね。ハズレを引くのをなるべく避けたいのはやまやまだけど。

2017年に入って読んだ本が50冊を越えたので、年間で100冊は行かないまでも80~90冊くらいは読めたらいいなあ。

おすすめの本があったら是非twitterとかお問い合せフォームからコソッと教えていただけると嬉しいです。

それではまた。

 

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