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宝くじで1億円当たったら、という妄想が不毛で楽しい

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 もし宝くじで1億円当たったら何しよう?と考えたことはないだろうか。

私は子どもの頃からよくそんな妄想を紙に書いたり母に話したりしていた。今思えばなんて金にがめつい子どもなのか…と思わなくもない。でもそういうことを考えたことがないのは、一部の大金持ちや金と物欲に興味がない人くらいだろう。別に変わったことではない話である。

金があればだいたいのことは何とかなるんだから、そりゃなくて困ることはない。でも自分で1億円稼ごうと思うとハードルは高くなる。少なくとも私は一生働いても1億円稼げる気がしない。だから宝くじでポーンと1億円当たりたいとか言い出すのである。

当たってもいない、そして未来に当たる可能性も極めて低いのに「あれしたい」「これほしい」の願望は膨らむばかりなのだ。

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1億円あったら何をしよう

子供の頃に思い浮かべていたのは、

  • 大きい家を買う
  • 性能のいい車を買う
  • 毎日外食する
  • 全身脱毛する(ムダ毛が濃いのがコンプレックスだった)
  • 一生働かずに暮らす

というようなことだった。しかし大人になると現実が見えてくる。

家が大きいと掃除やメンテがめんどくさそう、車の運転が好きじゃないから車いらない、毎日外食だと胃が疲れる、全身脱毛は1億円なくてもできる(現在契約中)、一生働かずに暮らすのは極端過ぎる…。

 

では今ならどんなことがしたいだろうか。

  • 3LDKの立地・設備がいいマンションに引っ越す
  • 冬は暖かい土地で生活する
  • DTMをするに耐えうるPC&周辺機器を買う
  • 炊飯器・冷蔵庫・洗濯機を最高ランクのものを買う
  • 音楽と本を見境なく買う
  • 骨盤矯正する
  • 在宅でゆるく働く

うーん、なんか規模が小さくなって具体的になっただけな気がする…。

今の生活の延長線上にあることでしか頭に浮かばないというか、突き抜けてぶっ飛んだことってなかなか想像しにくいのだろう。

 

大金を手にしても誰にも言うべきではない

宝くじでも自分で稼ぐでもなんでもいいが、一気に多額の金銭を手に入れたとしても周りの人間に決して口外すべきではないし、あからさまに生活スタイルを変えてはならない。特に家族や恋人のような近い関係ならなおさらだ。

金銭を巡るトラブルは関係が近いほどこじれて泥沼化しやすい。父方の祖母が亡くなった際、100万ちょっとの財産分与を巡って父の兄弟5人で揉めに揉めていたが、人は例え5万でも10万でも金が欲しい生き物なのである。

 

鈴木信行・著「宝くじで一億円当たった人の末路」でも、

まず親族内トラブルを回避するため、税理士、弁護士に相談しましょう。次に、複数の金融機関に相談し、信頼できるファイナンシャルプランナーを見つけて一緒に資金プランを立て、今の生活を変えないことです。もちろん仕事を辞めてはいけません。人との付き合い方も変えてはいけません。

とある。夢がないようにも思えるが、大金を手にするということはこういう気苦労をも手にしてしまうということなのだろう。

 

叶う可能性が極めて低いから好き勝手言える

結局のところ、「宝くじで1億円当たったら」という妄想は、実現する可能性が極めて低いから好き勝手にできるのだ。

実現しないことを想像しても虚しくなるだけだという人もいるが、考えてる一瞬だけでも楽しい気持ちになれたり、自分が今何を欲しているかを知るきっかけになるならそれはそれで有意義な時間の過ごし方ではないだろうか。

 

1億円あったら欲しいもの・したいことを紙いっぱいに書き並べて悦に浸る遊び、不毛だけど楽しいよ。

 


 

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